日差しが差し込む天窓

定期的なメンテナンスを受けて快適な天窓ライフをキープしよう


暮らしに快適な魅力を届けてくれる天窓

高い採光効果があり、自然光を最大限に室内に取り込めるのが天窓のメリットです。壁面の窓に比べて自然光を効率よく採り入れる事が出来るので、例えば北向きの日当たりの悪い空間でも驚くほど室内を明るくする効果が期待できます。また、天井部分に取り付ける特性から視界が外に向かって抜ける為、それほど大きな窓ではなくてもびっくりするほど開放感を感じることができます。そして都市部の近隣住宅と密接した住環境に置いて限られたスペースを有効に活用するために、防犯対策やプライバシーの保護にもとても効果的です。天窓の種類にもよりますが、窓を開放できるタイプなら光だけでなく風の通り道もできて、室内にフレッシュな外気を存分に取り込みながら健康的な暮らしが実現できます。


古くなった天窓がもたらす様々な困りごと

設置したばかりのころは天窓の良さをとても実感していたけれど、年月が経過するとともに天窓にまつわる様々な困りごとが発生する例は少なくありません。日当たりの悪い部屋にも明るく自然光を届けてくれる天窓ですが、長年使用しているうちに、きちんと開閉しづらくなって通風性が役立たなくなってしまったり、天窓部分から雨漏りがするようになったというのは非常に多く耳にするトラブルです。最初の頃は天窓から星空を眺めて楽しんだりできたけれど、いつのころからか曇って外はほとんど見えなくなってしまったというケースもよくあります。また、夏は暑く冬は寒いし雨音がうるさく感じられたり、季節によっては天窓がとてもまぶしいと言った意見や、天窓を設置した部屋は冷暖房があまりよく効かないという意見もあるようです。こうなってしまうと、家を新築やリフォームした際に強いこだわりを持って取り付けたせっかくの天窓が、単なるお荷物になってしまう事も考えられます。そもそも、家を新築する際に家の中の様々な設備機器の保守点検に関しては細かく説明を受けても、天窓に関してはあまり細かい説明は受けた記憶がないという人も実際にはけして少なくないようです。メリットにばかり注目して大きな憧れを持って取り付けた天窓ですが、本来は設置によるデメリットや正しいメンテナンスなどにも着目しなければならないものです。

外から見た天窓

設置後10年程度で点検をうけるのがおすすめ

タイプによっても異なりますが、例えば電動で開閉するタイプの天窓の場合、最低でも10年目には電気設備などの不具合が発生していないかはチェックしておく必要があります。使用頻度にもよりますが、通常の電気製品同様に10年経過すれば機器類に不具合が生じる可能性は高くなると考えられます。メーカーによっては10年間の基本保証などがついており、10年目に点検することでその後も保証を延長することのできる制度を取り入れている所もあります。一概に何年たったら交換が必要とはいえないまでも、10年という節目に一旦点検を受けておくことで、万一不具合が生じていたとしてもその時点で適切な修理を受けられれば被害を最小限にとどめやすくなります。その後の点検もメーカーや施工業者の意見を聞きながら一定期間で点検を受けておくことが、快適に長く天窓を使い続けるためのポイントです。


定期的なメンテナンスは必須

設置後一定期間で点検を受けることで天窓の状態を診断してもらえば、その時点で専門知識を持つプロによって防水材の交換や金属部分へのグリスの補充、屋根面からのガラスの清掃作業などをしてもらえます。これらのメンテナンスを行う事で、開閉の不具合や雨水の侵入の有無の確認、ガラス面がクリアになって設置当時のような解放感が戻るなどのメリットがあります。天窓をリフレッシュすることによって不具合の補修を受けておけば、万一トラブルが発生していても最小限の被害で食い止めることにもつながります。また、想像していたよりも日差しが強く季節によってはまぶしくて困るといったトラブルも、希望に合わせてブラインドを設置するなど適切な対処方法を紹介してもらう事も出来ます。新規に設置した当時には想像できなかったような不具合も、そのまま放置することなく定期亭なメンテナンスなどの機会に改良を加える事で、さらに使いやすく満足度の高い天窓をキープできます。


天窓と併せて屋根の点検・メンテナンスをされることもおすすめ

一般的に天窓の点検・メンテナンスを業者に依頼される場合、多くの場合は「屋根工事業者」に依頼する事になります。その為、せっかく屋根に上って天窓を点検してもらうのであれば、屋根も同時に点検してもらいましょう。
もし、天窓・屋根に工事が必要となった場合、そのまま依頼する事が出来ますし、別々に工事するよりも足場代がお得になります!
ただし、屋根工事の実績は豊富でも天窓の施工実績・知識が乏しい業者も存在し、そうした業者が無理に工事を引き受けてしまう事で後々トラブルが発生したケースも少なくありません。
そこで、工事を依頼する業者のお住まいの地域での実績・経験は必ず確認しておきましょう!
例えば「千葉県佐倉市」で天窓の点検業者をお探しであれば、佐倉市で施工された天窓の施工実績やお客様の声を業者のHPで確認しておくと安心です。業者にもよりますが、屋根工事業者「街の屋根やさん千葉」の様に、千葉県佐倉市で施工された天窓工事・屋根工事事例やお客様の声がまとめられたページを公開している場合もあります。
お住まいの地域を対応する施工業者の過去の実績を一度に確認出来ますので、こうしたページはぜひチェックしてみましょう!


普段から自分でできるメンテナンス

開閉できるタイプの天窓は、窓を開けてしっかりと固定したことを確認してから内側だけでなく外側のガラスも掃除することができます。その際には研磨剤などが含まれていない柔らかなスポンジやゴム製のワイパーなどを使って拭くようにします。ガラスの縁部分にある防水用シリコンには触れないように注意することがポイントです。シリコン部分を強い力でこすったりすれば劣化を招き、雨水の侵入の原因になりかねません。また、日差し除けのためのブラインドを設置してある場合には、掃除機のブラシノズルを使って掃除をし、部分的な汚れには柔らかい布やスポンジなどでこすらずに汚れを叩いて取り除くようにします。